【日本ワインコンクール2022 奨励賞】

・タイプ: 赤・辛口、ミディアムボディ
・ぶどう品種: カベルネソーヴィニョン 70% メルロ 30%
・内容量: 750ml
・ぶどう産地: 長野県安曇野市
・アルコール分: 13%
・飲み頃温度: 14〜18℃
・添加物: 酸化防止剤(亜硫酸塩)


フランス語で「黒」を意味するノワールを名前に持つこのワインは、安曇野市で栽培された黒ブドウを100%使用したブレンドワインです。オーク樽で13ヶ月じっくり熟成させています。上品でしなやかなミディアムボディに仕上げました。

香りは黒胡椒や、シナモンを思わせるスパイシーな香りや杉の木の様な針葉樹の香り。カシスジャムの様な果実味も感じます。口に含むと、程よい渋みと、ほんのりカカオとコーヒーのフレーバーが舌に残ります。 果実味、渋味(タンニン)、酸味、樽香がやさしく調和したバランスの良いワインです。

ハンバーグ、肉料理など、家庭料理に合わせやすいので普段使いはもちろん、大切な日のディナーに合わせても十分に応えてくれるワインです。贈り物にもおすすめです。

アヅミノワール カベルネ&メルロ 2018

  • 3,872円(税込)
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この商品のお客さまレビュー
  • ロミトラ
  • 60代以上
  • 女性
  • 2022/10/13 06:26:59
初めての赤
長野県に旅行に行って、ワイナリーで試飲して初めて美味しいと思った赤ワインです。すぐに飲みきったので取り寄せしました。

安曇野ワイナリーの敷地には、南仏調のセンターハウスを中心にブドウ畑が広がっています。この安曇野の大地でブドウを栽培し、醸し、貯蔵する営みを実際に見ていただける施設です。ブドウ畑を吹き抜ける風、土の匂い、太陽の光の力強さに直に触れ、この地で醸されるワインの魅力を感じ、ワインをもっと身近に感じて欲しいと思います。

ブドウ畑での栽培

センターハウス前にはカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、シャルドネのブドウ畑が広がっています。ブドウの生育の様子や、実際の栽培の様子を直に見ていただくことで、ワインを少しでも身近に感じていただければと思っています。

良いワインは良いブドウからしか作れない、との想いで、日々、愚直にブドウと向き合い、地味な作業も誠実に行うことを心がけています。

また安曇野ワイナリーのワインは、「原料」、「醸造方法」、「味覚」までを総合的に厳しく評価する「長野県原産地呼称呼称委員会」の認定ワインに、2009年から毎年選ばれています。

ブドウの収穫

ブドウの状態や天候を見ながら収穫日を決めます。日照時間により多少の前後はありますが、シャルドネは9月中旬、メルロは10月初旬、カベルネ・ソーヴィニヨンは10月下旬が収穫時期となります。

収穫はワイナリーのスタッフだけでは手が足りないので、お手伝いに来ていただける方を募集する場合もあります。たくさんの方に収穫作業を体験していただくことは、ワイナリーにとっても嬉しいことです。

自社畑では手摘みで収穫するため、低い位置にあるブドウの収穫などは腰が痛くなる作業です。ブドウの一房一房をよく見て、原料として適さない実を選別することで、品質のよいワインが出来上がります。

仕込み

多くの場合、ブドウの収穫後はそのまま仕込み工程に入ります。

ブドウの房から枝を取り除く「除梗」。粒になったブドウを潰して果汁にする「粉砕・搾汁」。これらの作業は専用の機械で行います。ブドウでいっぱいになったカゴを機械まで運ぶのは大変ですが、この大変さのぶんだけ大きな収穫量ということになります。

ブドウから絞った果汁はひと晩タンクで落ち着かせます。

収穫時期のワイナリーはブドウの華やかな香りとともに、無事に収穫できた喜びと、これからの期待感に包まれます。

発酵

ワインの醸造の中でとくに重要なのが発酵の工程です。

発酵用のタンクに移された果汁には、酵母が添加されます。この酵母が、果汁に含まれている糖分をアルコールや炭酸ガスに変換します。これがワインの発酵です。

発酵させるのを早めにやめると糖分が多く残り甘口に、発酵を長く続ければ糖分が少なくなり辛口になります。また、発酵や熟成の過程で発生する香りは「ブーケ」と呼ばれ、テイスティングでは「ナッツ」や「チョコレート」などと表現されます。

発酵中は炭酸ガスの力により果帽(ブドウの皮など)が浮き上がってくるため、ピジャージュ(櫂入れ)を一日に2〜3回行ないます。

貯蔵・熟成

アルコールが発生したワインを貯蔵用のステンレスタンク、またはオーク樽に移します。

熟成が進んだワインには変化が現れます。味や香りはマイルドに、舌触りはまろやかに。とくに黒ブドウに含まれるタンニンは、熟成によって分解することで甘みをもたらします。

熟成の期間は様々で、フルーティな白ワインは熟成期間が短く、タンニンを多く含む赤ワインは長くなる傾向にあります。

出荷時期を迎えたワインは、自社で瓶詰めやラベル貼りをされたのち店頭に並びます。